新しいロッドを手に入れたので、試し振りを兼ねて久々にしっかりきっちりキャスティング練習に行ってきました。
一言にキャス練と言っても、人によって目指すものはそれぞれ。
飛距離であったり、正確なプレゼンテーションであったり。
僕の場合は飛距離アップの練習がメイン。
現状といえば、フライラインがなんとかリールからは全部出た状態にはなりますが、先端部がグチャッとなって落ちることが多い。
なので、実際のフィールドではフルラインキャストしての釣りはまだ出来ません。
アタマの中のイメージと実際に描くループの形にはまだ大きな隔たりがあります。
美しいナローループが徐々に展開していって、リーダーまでキチッとターンさせられるようになるまで練習あるのみです。
短時間でのキャス練の場合、ロッドとリールだけで済ますことが多いですが、ある程度時間をかけてちゃんとやろうとした場合、それ以外にも色々持っていきます。
そんなキャス練に必要なもの、あると便利なものをご紹介します。
その前にロッド&リールについて。
練習で使用するリールについては何でもいいと思いますが、ロッドは3番などの低い番手は不向き。
とはいえ重過ぎるとすぐ疲れてしまうので、5番、6番あたりがベストかと。
①交換用リーダー
キャストを繰り返していると先端のほうからどんどん傷んできます。
ウィンドノットはもちろん酷い絡み方をしてしまうことも。
必須というわけではありませんが、一応の予備として。
ティペットは普段は使ってません。
プレゼンテーションの練習の時は実際の使用で想定される長さのティペットを接続します。
なお、釣りで求められるような強度は必要ないので、古くて使えなくなったものでOK。
5、6番ラインならリーダーは3Xから5Xくらいがちょうど良い太さ。
②ヤーン
フライ代わりにリーダーに直結。
目印としての役割はもちろん、リーダー先端の痛み軽減にもなります。
見やすいようにと付け過ぎると空気抵抗が増えてうまくターンしなくなることもあるので注意。
③ハサミまたはラインクリッパー
リーダーを切るだけならラインクリッパーのほうが使い勝手がいいんですが、ヤーンの調整をするにはハサミのほうが便利。
④ラインクリーナー
芝生の上だと、キャス練が終わって帰る頃にはラインは土埃などでかなり汚れます。
フライラインの状態は飛距離に直結するので、最後のキャストが終わったらクリーナーで拭きながらラインを巻き取るようにしています。
付属のフェルトを使ってしまうとすぐ真っ黒になってしまうので、ポケットテッシュも合わせて持参。
また、クリーナーのベタつきがラインに残った状態だと、次回使う際に汚れがつきやすくなるので、帰宅後、何もつけないティッシュなどで余剰分を拭き取り、最後にラインドレッシングをすればベスト。
⑤メジャー
飛距離を測るのはもちろん、目標とした距離へ正確にキャストできるかを見るために必要です。
サイトフィッシングではアキュラシーが重要なので。
⑥ペグ
メジャーを固定するために。
木の枝でいいんですけど、キャス練するのってだだっ広い場所だから無いことも多いので。
また、メジャーに沿って5m単位、10m単位などの間隔で打っておくとおよその飛距離がわかります。
細かいものですが、あるとけっこう便利です。
⑦フリスビー
的として。
裏返したフリスビーにターンオーバーさせたヤーンが入ればOK。
本気でアキュラシーの練習をする際は、ヤーンじゃなくて実際に使用するフライを使います。
適度な立体感があって気に入ってます。
これも代用品は他にいくらでも考えられますね。
以上、自分がキャスティング練習に持っていく7つ道具の紹介でした。
今年の目標はメッキサイズじゃないトレバリーを釣ること。
正確かつ素早いキャストを習得するためにも今から練習しなくては!