いつかまた然別湖に来る時のために今回の遠征のことを備忘録として残しておこうと思います。
【アクセス】
一応、公共交通機関として帯広駅から然別湖畔までバスが出ています。
ただ、遠征組の釣り人にとっては現実的にレンタカーの一択でしょう。
コロナの影響でレンタカー業界も苦境にあるようで、車の台数を減らしているようです。
自分は帯広空港近郊でレンタカーを予約できず、釧路空港から入りました。
ちなみに各空港からのおおよその距離と所要時間の目安は下記の通りです。
・帯広空港:約80km (1時間15分)
・釧路空港:約130km (2時間10分)
・旭川空港:約150km (2時間45分)
・女満別空港:約170km (3時間)
※参照:Google Map
然別湖以外でも釣りをするプランなら、あえて帯広以外から入るのもいいかもしれないですね。
【宿泊】
選択肢はかなり少ないです。
然別湖の施設としては「然別湖温泉ホテル風水」のみ。
30分ほど車で走れば糠平温泉や然別峡かんの温泉などの旅館や貸しコテージがあります。
旅を楽しむという点ではそっちを選ぶのも一つの手かと。
信号はほぼないのでストレスなく移動できるはず。
キャンプする場合は、桟橋から車で10分ちょっとの場所に「然別湖北岸野営場」があります。
今回、僕がお世話になったキャンプ場ですが、ここはオススメ。
設備面では、昨今人気の高規格キャンプ場とは天と地ほどの差がありますが、然別湖の自然を満喫できます。
雲さえなければ夜は満点の星々が迎えてくれるでしょう。
ただしファーストステージの期間は閉鎖されていて、利用できるのは7/1から9/30まで。
セカンドシーズンでも終盤は利用できない日が出てきます。
またくれぐれも防寒対策は万全に。
また、桟橋近くに広い無料の公共駐車場があります。
車中泊というのも選択肢としてはアリだと思います。
【食事】
今回、一番困ったのはコレ。
湖畔には1軒だけ「カフェ・ムバンチ」というお店がありますが、営業時間が10時から16時まで。
夕飯を食べるところは一切なく、片道30分かけて鹿追町市街まで行くしかありません。
コンビニも同様。
やはり士幌町か鹿追町の店舗まで約30分かかります。
ホテル風水に泊まる人には何の問題もありませんが、キャンプや車中泊の人は注意。
航空機内にガスカートリッジやアルコール燃料を持ち込めないので、キャンプとはいえ湯を沸かすことすらできないケースが多いでしょう。
市街まで行くのが面倒な人は十分な食料を買い込んで行ったほうが良いです。
まあ、とはいえ釣りができるのが15時までなので、温泉に浸かった後は鹿追町市街まで足を運んでゆっくりディナーを楽しむというのも遠征の楽しみかもしれません。
【温泉】
ホテル風水の温泉を日帰り利用できます。
通常料金は大人1,000円とやや高めながら、グレートフィッシング参加者は半額の500円で利用できました。
【その他】
ランディングネットは受付事務所にてレンタルできます。
ルアータックルも一式借りられますが、フライのレンタルは無いようです。
タックルはないものの、フライの販売はしていました。
スプーンなんかも売ってましたね。
以上、書いてきましたが、グレートフィッシング然別湖のオフィシャルサイトが非常に充実してます。
ここを隅から隅まで読んでおけば特に困ることはないかと。
釣果やヒットフライについてもかなり詳しく記録してくれてあるので、とても参考になります。
なお、釣果情報には釣った人の名前も記載されていますが、匿名でといえば載せないでもらえますよ。
フライフィッシャーには絶対オススメの然別湖。
遠征費用に加えてライセンスやボート代などコストはかかりますが、1日最大50名までという制限のおかげでのんびり釣りが楽しめます。
1年のうち50日程しか解放されていないので、魚もスレておらずボウズの可能性はかなり低いはず。
これは遠征組にとってはかなりありがたい。
例年、その年のスケジュールは1月に発表されるようなので、今から計画を立ててみてはどうでしょうか。