おい、パタゴニア、ふざけんな。
ワタクシが清水の舞台から飛び降りるつもりで買ったダナーコラボのリバーソルトウェーディングブーツ。
なんと発売から2年ほどで大幅値下げです。
驚くべきはその値下げ率。
¥61,560から¥40,700円と一気に3割もダウン。
しかもこれ、バーゲン価格のような一時的なものではなく定価の変更ですよ。
当然、値下げはリバーソルトだけではなくフットトラクターも。
アルミバーは¥75,600から¥55,000円へ。
いずれもおよそ20000円くらい安くなってますが、値下げ率から見ると一番損してるのはリバーソルト買ったヤツってのが余計腹立つ。
欲しいと思いつつも購入には至らなかった人たちには朗報には違いない。
問題はすでに買っちゃってた人ですよ。
おそらくはけっこうなパタゴニアかダナーのファンのはず。
高価だけど良いものをずっと長く使い続けたいというこのブーツのコンセプトに共感した人々。
別に値下げしたからといってそのコンセプトは変わらないわけですが、ファンを蔑ろにするかのようなこのプライスダウン。
ちょっと酷すぎませんかね。
と思って、本国アメリカさんのページを見たらやっぱり同じくらい値下げされとる。
何も日本支社のマーケティングが無能だったわけじゃないんですな。
ずいぶん強気だなと思ってたら、やっぱ元々がアホな価格設定だったというわけです。
以前はSIMMS派だった僕ですが、最近はパタに乗り換えつつあったんですよ。
SIMMSはやっぱりデカいアメリカン向きなのかサイズがビミョーに合わないことが多いんですが、パタゴニアはわりとピッタリ合うし。
トロピックフーティーとかR2とかロスガトスとか気に入っているものはたくさんあります。
イヴォン・シュイナード氏の「社員をサーフィンに行かせよう」も読みましたし、共感する部分も多々ありました。
シーシェパードとの関わりがどうの言うヤツもいますが全く気にしてません。
今後もパタゴニア製品は買うでしょう。
しかし、コレはいかん。
たかが2万、されど2万。
応援したいという気持ちがちょっと離れたのは間違いないですぜ、パタゴニアさん。
アパレル業界は製品サイクルが早いのでセールの機会も多い。
今後はそういう機会を狙って、新製品に飛びつくのは控えようかなと思った今回の出来事でした。