多摩川 早期マルタフィッシング

2月23日の天皇誕生日。

多摩川でマルタが釣れ始めたと聞き、さっそく確認に行ってきました。

 

昨年良い思いをしたポイントに行ってみると、すでにたくさんの人が。

ほとんどはルアーマンでスプーンを投げています。

 

でも、人はいるけどサカナはいない。

いや、しばらく川を眺めていると、時々、水飛沫を立てて瀬を上流へと向かっていく黒い背中が見えます。

数は少ないながら確かに遡上してきていました。

 

しかし、フライを投げられそうな場所を探してキャストし始めるも全く反応なし。

魚が見えないところに投げてるので当然です。

 

ただ、釣れている人はいました。

どうやらマルタの通り道はほぼ決まっていて、そこを攻められる人だけがヒットさせられている様子。

人がずらっと並んで騒がしくしている場所は、当然、魚も避けて通るようです。

ピーク時は川全体が魚で埋め尽くされるのでルートも何も無いんでしょうが、遡上が始まったばかりのこの時期は、どれだけマルタの居場所を探せるか、そしてどれだけ静かにアプローチできるかが重要となる様子。

1キャスト1ヒットで釣れるピーク時よりは、早期のこの状況のほうが釣りとしては面白いかもしれません。

 

昨年、多摩川を散策してめぼしいポイントを見繕っていたので、とりあえず足で魚を探すことにしました。

川の様相は去年から変化しているところもありましたが、流れは変われどマルタの付き場所は今年も変わらない様子。

 

最終的になんとか1匹、マルタの姿を拝むことができました。

 

日も暮れかけた頃にようやく釣れたマルタ

 

正直、コイ科の魚にはルックス的にあまり惹かれないんですけど、マルタはなかなかカッコいいよなと思います。

年に1匹で良いかな、とも思っていたマルタ。

今年は多摩川の年券買ってなかったんですが、今回、けっこう楽しめたのでもうちょっと通ってみたくなりました。