コロナ禍による外出自粛。
今や行き先の内外問わず、何が何でもステイホームのご時世。
三密には程遠い釣りに行くのすら憚られる流れになってしまいました。
先日、同じアウトドア系のレジャーで、遭難しかけた登山者が肺炎の疑いがあり、そのせいで救助者が自宅待機になったなんて話もありましたね。
まあ、そんなこともあり、実際に釣りに行く行かないはともかく、釣行記なんてもってのほか、って感じなのでブログもここのところ更新できずにおりました。
でも、たとえフィールドに出られなくとも、また別の楽しみがあるのがフライフィッシングの良いところ。
そう、我々には引きこもりでも楽しめるフライタイイングがあります。
本来ならば。
ただ、自分の場合、具体的な行き先と日程が決まっていないとイマイチ熱が入らないんですよね…
そんなわけで、そろそろクロダイ用フライを巻いていこうとは思いつつ、だらだらと4月を無為に過ごしてしまいました。
直近の楽しみはもらった10万円を何に使うかということですかね。
みなさま思うところは多々あると思いますが、ワタクシは頂けるものは頂いておきます。
最大の難関である鬼嫁をどうクリアするのかという問題はここでは考えないことにして、フライ業界応援を錦の御旗に使い切る心算であります。
そのタイミングで出た最新のフライフィッシャー誌。
表紙には「選びきれない幸せ」。
最先端フライロッドカタログとな。
ルアー業界では、新しいタックルが出ると雑誌をはじめとしたメディアでとにかく持ち上げまくるのが常でした。
ところがフライの世界においては新しいモデルが出たところで、メーカーとショップのサイト以外に情報はほとんどありません。
なので、数少ないメディアであるフライフィッシャー誌がこう言った特集を組んでくれたのはありがたいですね。
今回取り上げられていたロッド群は、僕も昨年のトラウトフェスタで手にすることができたものが多かったので、自分の印象と比べながら見ることができました。
個人的には、良い点ばかりでなく辛口なコメントも欲しかったところ。
大人の事情もあるとは思いますが、国内版イエローストーンシュートアウトみたいなのをやってくれないかなぁと期待してます。
しかしどのメーカーでも、ハイエンドロッドは給付金だけじゃ賄えないのが恐ろしいところ。
こんな機会じゃなきゃなかなか手に入れられないだろうし、不謹慎との誹りを受けようとも、しばらくは雑誌を見ながら選びきれない幸せを楽しもうと思います。