春に向けて、これからが一番楽しくなるという時期にけっこうな怪我をしてしまいました。
2月中頃から1週間ほど入院していましたが、自由に動けなくなると改めて健康の大切さを実感しますね。
いつまでも釣りを続けるためには、やっぱりある程度カラダを鍛えておこうと病院のベッドの上で誓いました。
しばらくは松葉杖生活なので、否応なしにヤマメもマルタもシーバスも当面はお預け。
在宅勤務なのは不幸中の幸でした。
外に出られない分、本を読む時間だけはたくさんあるので、Amazonのお世話になりっぱなしです。
そこで面白い本を見つけました。
「多摩川森林組合」。
ちょっと頭を捻るタイトルですね。
サブタイトルは「マルタ釣り的考察」で、多摩川のマルタ釣りについて書かれた本です。
初版は2013年。
多摩川でマルタを釣りたい人は、この本を読めば知りたいことはほぼ書かれていると思います。
フライパターンや遡上のタイミングの読み方、ポイントまで事細かに記載されていました。
具体的な釣り方だけでなく、マルタという魚の生態や多摩川の四季と魚釣りについても書かれていて、こちらも読み物として面白い。
マルタのフライフィッシングは自由な釣りで、自分の好きな釣り方でやればいい、ということが本を読み終えたらわかりますが、まずは1匹という人にはかなり参考になると思います。
どうやら本によるとマルタのベストシーズンは「祭りから祭りまで」。
つまり桃の節句の雛祭りから端午の節句までらしいので、なんとか間に合うかな。
乗り遅れたとはいえ、春のお祭りにはやっぱり参加したいので今しばらくは大人しく回復に努めます。