潮汐アプリ「タイドグラフBI」が素晴らし過ぎる

海で釣りをする時に不可欠なタイドグラフ。

今はスマホで手軽に確認できるのでだいぶ楽になりました。


潮汐がわかるアプリは色々ありますが、僕が使っているのは「タイドグラフBI」。

自信を持ってお勧めできる海況情報アプリです。


まず一番気に入ってるところは、スッキリして見やすいUI。

その日一日の潮回り、潮汐の変動がグラフで示され、アプリを開いた時点での潮位が一目でわかります。

また、日の出と日没の時間、天気、気温、風速風向も同じ画面で確認できるのでものすごく便利。

少しスクロールすれば、水温と波の高さ、気圧の変化のグラフが現れます。

そして何より貴重な情報が月齢と旧暦。

ベテランが重視するのは、この月の情報に基づいた暦です。

これがわかるだけでもこのアプリの価値があると言っても良いかもしれません。

とにかく、ほぼ釣りに必要な情報は網羅されていると言って良いかと。


素晴らしいのは、その情報量の多さにも拘らず、ゴチャゴチャした印象が一切ないこと。

知りたい情報がすぐにわかるし、地域検索なども感覚的にわかるようになっています。

使いやすいの一言です。

また、ポイント設定がかなり細かく、漁港単位で可能。

なんでも全国3000箇所のデータがあるとか。

例えば、千葉県館山市だけで「船形漁港」「館山港」「浜田港」など有名どころをはじめ14箇所も検索できます。

仮に房総半島をランガンしようと思ったらいくつもポイントを調べると思いますが、レスポンスも早いのでストレスフリー。

おまけに、よく行く場所はマイポイントとして登録できるので、より早いチェックが可能になります。

ポイント検索は「都道府県から探す」だけでなく「現在地から探す」こともできます。

遠征先では地名や漁港名がわからないことも多いと思いますが、その場合はMAPを元に現在地の情報を即座に確認できます。

その他、より細かく天候を知りたい場合は、雨雲レーダーや風レーダーを参照できます。

30分単位で天候の変化予測を表示可能。

フライフィッシングでは風に関する情報は極めて重要。

それがイメージ画像で風向きと風速がわかるようになっているので助かります。

ただ、風については、雨以上に予報が難しいのか、現地に行ってみたら全く外れていたということも時々あるので、他のアプリでの情報と比較しながら検討することにしています。

風についての情報は、「WINDY」が有名ですね。


では、アプリ名にもなっている『BI」とは何か。

これはB(爆釣)I(インデックス)で、釣果が期待できるタイミングを数値と星の数で表示しています。

公式の説明は下記の通り。


「BIは潮汐や複数の自然条件など魚の食活性に関係するあらゆる要素と過去の釣果データを独自のノウハウで数値化し、1時間毎の魚の釣れやすさを導き出しています。ポイントごとの自然条件を考慮しているので、ピンポイントで魚の釣れやすさを詳細に判断できます。」

正直、この手の情報はあまり信じていなかったんですが、旧暦をタイドグラフ最初の画面に出す作成者です。

かなり釣りに精通しているのは間違いなさそう。


それもそのはず。

アプリ作成は、B.Creation株式会社というところで、釣り関連のアプリ作成に特化したITベンチャーのようです。

釣り船予約サイト「釣割」なんかは有名ですね。

なので、信じる信じないともかく、このBIが高い時間帯にモチベーションと集中力を上げて臨むってのもアリかと。

かなりの出来のアプリなのに、基本的な機能は無料。

ありがたいこととはいえ、企業なんだからもう少しシビアな設定にしてもいいと思いますが。

120円/月のサブスクで下記の機能が追加されます。


①「翌月以降のタイドグラフ」や「本日から30日以上前のタイドグラフ」をいつでも自由に閲覧可能に。

  ※無課金では当月のみ見ることができます。

②「気圧グラフ」の閲覧可能日数が増加。

 ※気圧グラフは、当日から最大6日先までの公開とのこと。

③ マイポイントの登録上限数が50個に増加。

 ※通常の登録上限数は10個。


正直なところ、どうしても課金が必要かと言われたらNOと言ってもいい内容。

どんだけ欲がないのか。

ただ、毎月缶コーヒー1本飲まなきゃいいと考えたら、企業を応援する意味でもサブスク利用してあげたいところ。

もちろん僕は利用者「タイドグラフサポーター」です。



ここで僕が紹介するまでもなく、すでにかなりの人が利用していて評価も高い「タイドグラフBI」。

海フライマンで、まだの方はぜひインストールを。