2月12日は3連休の真ん中の土曜日。
外房は大混雑だろうからパスして、この時期にしては珍しく風の穏やかな南房へ。
今回の目的は釣りというより調査。
常夜灯はあるか、釣り禁止ではないか、アジのライズはあるか、などなど。
今や立ち入り不可となった自衛隊堤防から先の漁港を一つ一つ事細かに回って、フライができるかどうか確認して来ました。
しかし、実際に漁港を回ってみてびっくり。
コロナ禍以降、釣り禁止の場所が増えているとは聞きましたが、本当にロッドを出せる場所が少ない。
外房以上に制限が厳しい印象です。
おまけに蛾のように灯りに集まる釣り人の習性を知ってか、常夜灯がことごとく消えています。
南房全体が暗い印象。
こんな状況なので、釣り人は全然いません。
目立った情報は無かったし状況が良くないというのあるんでしょうが、ここまで「来るな!」感を出されるとなかなか足を運ぼうとは思わないでしょう。
僕もこの状況が変わるまで、南房釣行は止めておこうと思います。
外房にあんなに人が集まるのは、南房のこういった状況も関係しているのかも。
さて、あまり次回以降の参考にはならなかった漁港行脚でしたが、新しいライトを買ったおかげでけっこう楽しめました。
LEDLENSER P7R Signature
そのライトが、レッドレンザーの P7R Signature。
このライトのことは先日、外房に行った時に話を聞いたアングラーに教えてもらいました。
実際に使っているところを見ると、泳いでいる魚の様子がはっきりわかる。
海中を奥まで見通せる明るさに衝撃を受けました。
その後、スペックを自分なりに調べて購入に至ったわけです。
釣りや登山用には同じレッドレンザーのヘッドライト、MH5を使っていました。
古いペツルのライトから数年振りに買い変えたときは、その明るさに感動したものです。
MH5は400ルーメン。
高光量のわりに軽量でコンパクトなので今でも十分満足して使っていますが、フィールド散策用に新しい相棒が欲しくなりP7Rを購入しました。
サイズと材質
全長 | 15.8cm |
ヘッド径 | 3.5cm |
重量 | 202g |
ボディー材質 | アルミ合金 |
ポケットに入るサイズで持ち運びは楽。
ボディも硬質アルマイト加工がなされ、落下試験で2mまでの耐久性が確認されているとのこと。
スペック
- 明るさ ブースト:2000lm パワー:1200lm ミドル:500lm ロー:15lm
- 照射距離 ブースト:330m パワー:200m ミドル:130m ロー:20m
- 点灯時間 パワー:2時間 ミドル:3.25時間 ロー:90時間
- ズームからワイドまでフォーカス調整機能付き
- 防塵防滴機能
やはりこのサイズで2000ルーメンの明るさは圧巻。
照射距離も330mということもあって海中もよく見えました。
電源
電池は充電式。
フル充電までの時間は約4.5時間。
21700リチウム電池を使います。
バッテリーが切れた時にコンビニで買うってことはできませんが、経済的にはありがたい。
電池を取り出さずに充電可能なマグネット式の充電器とホルダーが付属しています。
これがかなり便利。
レッドレンザー フラッシュライト その他のモデル
Pシリーズの「P」はパフォーマンスの意味で、シンプルかつ高機能のシリーズ。
Mシリーズは、マイクロコントロールの意味を持つ多機能なモデルとなっています。
また、Pシリーズは、CORE、WORK、SIGNATUREの3ラインとなっており、COREがベースモデル、フラッグシップがSIGNATUREです。
SIGNATUREシリーズには、P6Rというダウンサイズモデルと、デカイけど4500lmという脅威のスペックを誇るP18Rがあります。
実際の明るさ MH5との比較
まずはヘッドライトMH5での画像。
小魚の群れがいることはわかりますが、夜間撮影に弱いiPhone SEのカメラではうまく撮れません。
こちらがP7Rシグニチャーのパワーモードでの撮影画像です。
その明るさにベイトが寄ってくるほどです。
画像ではうまく撮れていませんが、光量と照射距離のおかげで海底の様子もよくわかりました。
レッドレンザーのフラッシュライトは種類が多くて機種ごとの違いがわかりにくいところもありますが、目的が釣りであれば、サイズと明るさのバランスから、実用的なのがP6、P7あたりだと思います。
釣りの最中に海面を照らすことは無いでしょうが、フィールドの状況をチェックするためにもあると便利な高光量フラッシュライト。
P7Rはちょっと高いですけど、釣り以外にキャンプなどのアウトドアでも使えるし、非常時の備えとしても持っておいて損は無いかなと思って買っちゃいました。
何より夜の散策が楽しくなること間違い無し。
次の潮回りのバチ抜けでの活躍してもらう予定です。