夏4.5ヶ月、冬4ヶ月。
残念ながら僕のボーナスじゃありません。
春2ヶ月、秋1,5ヶ月。
独断と偏見、体感による四季の間隔です。
秋ってホント短くなりましたね。
暑くもなく寒くもない一番過ごしやすい季節なのに。
今では誰もが「秋」だと認めるのって1年のうち11月だけなのような気がします。
10月さえ夏に擦り寄りつつある昨今、二季制になるのもそう遠くはなさそうです。
この週末は秋らしい晴天と穏やかな気候に恵まれました。
船で沖へ出て1日中釣りを満喫したいところでしたが、せっかくの行楽日和、子供たちもどこかへ連れて行ってあげたい。
そこで考えたのが管理釣り場。
自分の中の折衷案として「観光 + 管理釣り場寄り道コース」を妻にプレゼンし、無事受け入れられました。
今回、目的地に選んだのが「フィッシングクラブ ジョイバレー」です。
成田空港のすぐ近くにあるポンドタイプの管理釣り場。
ポンドなのにバレーとはこれいかに?ってツッコミは無しにして、メイン、セカンド、サードの3つのポンドからなる千葉では貴重なトラウトの姿を拝める釣り場です。
ただこのエリアも台風15号の被害が甚大だったため、現在はセカンドとサードポンドは閉鎖中で、メインポンドのみでの営業となっています。(※2019年11月18日時点)
ここを選んだ理由は二つ。
1つは子供ウェルカムなところ。
餌釣り用釣り堀とは違って、ルアー・フライ専用の管理釣り場の中には子供は遠慮してほしいってところもあるようなので、まずは家族で入れないと話にならない。
実際に着いてみると家族連れも二組いて小さい子も釣りを楽しんでいました。
2つめは時間券があってお安く済むところ。
今回、釣りはあくまでアトラクションの一つなのであまり長居はできない。
また、低学年の小学生は2時間もいれば飽きるだろうし、短時間で楽しめるジョイバレーはうってつけでした。
時間券の料金は、土日料金で大人1380円、小学生以下880円。
これは最初の1時間で、以後1時間ごとの追加料金は大人680円、小学生580円となっています。
ただでさえエリアが少ない千葉県。
選択肢がホントに少ないんですよね。
このたった二つの条件すらクリアできないところがほとんどでした。
時間券の販売開始は11時からなので、それにあわせて現地入り。
駐車場にはけっこうな数の車が止まっていました。
受付にて手続きを済ませたときにレギュレーションを確認。
フライの禁止項目はシンプルで以下の通り。
・スポンジエッグ、エッグワーム
・赤針などカラーフック単体での釣り
・フライロッドでルアーを投げること
・巻いておらずフックに刺しただけの物
特別気をつけることもなく、ごく普通に釣りする分には問題ないようです。
いざメインポンドへ。
今はこのポンドのみの営業ということもあってけっこう混雑気味です。
なんとか場所を見つけて釣り開始。
水質はけっこうマッディー。
それでも水面の魚は視認できます。
最初、子供に見本を見せるつもりでウーリーバッガーをキャスト。
久々の管釣りだ~なんて思いながらリトリーブしているとあっさりヒット。
25㎝ほどのニジマスでした。
とりあえず魚は釣れるようなので急かす娘に交代。
しかし、やはりフライのリトリーブは難しい様子。
なので、引っ張り系から浮き釣り系に交換。
すぐにポコポコとインジケーターにアタリがでます。
ただ、思ったよりフッキングさせるのは難しいようで熱が入る我が子。
キャスト不要のちょうちん釣りみたいな距離でも釣れたので、キャストからランディングまで一人でやらせてみたところ、苦戦しつつも何匹か釣り上げることができました。
釣らせてもらったではなく自分で釣ったというのがけっこう満足だったみたい。
楽しんでもらえたようで、わざわざ連れてきた甲斐があったかな。
最後に再度交代して自分の番。
ウーリーバッガーに戻してリトリーブするといとも簡単に釣れます、釣れ過ぎます。
流石にすぐ飽きてしまい1時間ちょっとでロッドオフとなりました。
しかし驚くべきはフライとルアーの釣果の差。
フライは自分たち以外に一人だけだったと思いますが、その人も文字通り1キャスト1ヒット。
50オーバーのロックトラウトだかなにかの大型種も釣り上げてました。
それに対しルアーは本当にポツリポツリと釣れる程度。
餌釣りみたいなやり方ではなく、スプーンと同じようにリトリーブしても圧倒的に反応は違いました。
この釣果の差を見たエリアルアーマンがフライに転向してきてもいいような気がしますが、あまり簡単に釣れ過ぎてもやっぱり面白くないのかもしれないですね。
自分もポンドタイプの管釣りはお腹いっぱい。
しばらくは来なくてもいいかなと思ってます。
となると次はやっぱり海だな!